BlueQuartz 5100R / FC1 Reference Kit に gcc をインストールする

Aug,23 2004.
Yutaka Yasuda, Cobalt Users Group.
(yasuda@cobaltqube.org)

概要

FC1 をベースにした Reference kit には開発環境が含まれていません。 そこで gcc をインストールする手順をまとめておきます。


RPM ファイルの取得

Fedora Core 1 の RPM ファイルは以下にあります。
http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/1/i386/os/Fedora/RPMS/

ここから必要な RPM ファイルだけ取得するか、
http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/1/i386/iso/

からディスクイメージを取得してそこから必要な RPM ファイルを取り出すと良いでしょう。

RPM はインストール・ディスクに、SRPM はソース・ディスクに含まれています。 インストールイメージは yarrow-i386-disc1.iso といった名前で、ソースディスクは yarrow-SRPMS-disc1.iso といった名前で良いされています。 必要に応じてイメージ・ファイルを取得して使ってください。

各ファイルは上記の URL より、以下のミラーサイトから取得するほうが良いでしょう。
http://fedora.redhat.com/download/mirrors.html
ISO イメージからファイルを取り出すにはディスクに焼くのが簡単ですが、Linux ですので 以下のように loop device を利用して ISO イメージを直接マウントすることもできます。
# mount -t iso9660 -o loop yarrow-SRPMS-disc1.iso  /mnt



インストール

gcc をインストールするには以下の RPM ファイルが必要です。
(disk 1)
cpp-3.3.2-1.i386.rpm

(disk 2)
gcc-3.3.2-1.i386.rpm 
binutils-2.14.90.0.6-3.i386.rpm 
glibc-devel-2.3.2-101.i386.rpm 
glibc-headers-2.3.2-101.i386.rpm 
glibc-kernheaders-2.4-8.36.i386.rpm 

(disk 3)
gcc32-3.2.3-6.i386.rpm 
取得した RPM ファイルを rpm -i コマンドでインストールします。 (行が長すぎるので途中で折り返しています。)
# rpm -ihv gcc-3.3.2-1.i386.rpm binutils-2.14.90.0.6-3.i386.rpm \
    cpp-3.3.2-1.i386.rpm glibc-devel-2.3.2-101.i386.rpm \
    glibc-headers-2.3.2-101.i386.rpm gcc32-3.2.3-6.i386.rpm \
    glibc-kernheaders-2.4-8.36.i386.rpm 
これで gcc がインストールできました。


備考

gcc を出発点にして、依存関係を解決するように一つ一つファイルをたどっていくと、以下のようなエラーメッセージにでくわすと思います。
        kernel-headers is needed by glibc-headers-2.3.2-101
        kernel-headers >= 2.2.1 is needed by glibc-headers-2.3.2-101
つまり glibc-devel をインストールするにはカーネルヘッダーが足りない、という意味なのですが、kernel-headers-xx という RPM ファイル(または SRPM ファイル)は見あたりません。
これを glibc-kernheaders で代替する、というのがどうやら Fedora Core 1 での常道のようです。(RedHat 9 もそうなのかな。)

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